雑 感 / Impressions
日常の中で出会った思いつくままの雑文の旅です
四季の詩ギャラリー。自然とのふれあい、一期一会の出会い、日頃の出会いで目に留まったことをプチ知識をフル回転して文章を中心に再発見の旅をし、思うままに雑文を綴っています。
時間(とき)を旅してきた江戸時代からの巻物や古文書にも思いをはせ、色彩にまつわる世界や地名・人名の由来、昔物語りなど時の積み重ねのなかから思いのままに…
自然の中の雨蛙の表情、姿態をお楽しみください。
夏のある日、雨蛙が朝顔の棚に数匹のんびり??と佇んでいる姿に見とれてシャッターを押してました。(四季の詩ギャラリーから)
雨蛙は3〜4cm位でメスの方がオスより大きいそうな…。皮ふの粘膜からは毒が分泌されているといいます。手で触る分には問題なさそうだが、傷ついた手でさわったり、さわった手で目や口をこすったりすると痛みを感じ、目に入った場合は失明することもあるようです。要注意。特に小さなお子さんには気をつけたいものです。アマガエルは水辺の植物の上などに生息し、冬は温度差の少ない地中で冬眠。ニホンアマガエルは「雨蛙」の和名のとおり、雨が降りそうになると繁殖期でなくとも昼間でも鳴くのが大きな特徴。鳴くのはすべてオスだそうです。この時の鳴き声は「雨鳴き(あまなき)」などと風流な呼ばれ方をしています。
◆雨蛙その横顔






何を思う、雨蛙よ。その先には何がみえている?
里山で出あった蝶たち - まだまだ自然と触れ合える里山の詩が聞こえる
信州の中央に位置する松本より北へ30km、北安曇郡池田町(松本から大町への途中)の里山で出会った蝶3種。(四季の詩ギャラリーから)
◆ルリタテハ(タテハチョウ科ヒオドシチョウ族)
北海道の一部を除き全国でみられる蝶。人家のまわりや雑木林でであう。春から秋遅くまでで合うことがあり、木などにとまっていると目立たないが、羽を開いたり、飛んだりすると色や模様が目立つ。タテハチョウの仲間は羽の形や色彩、斑紋などに変化が多く特徴をもっているものが多い。世界には約3500種類いるそうです。


◆コミスジ(小三條蝶/タテハチョウ科ミスジチョウ族)
日本産ミスジチョウ類の中では、ごく普通に全国で見られる蝶(北海道の一部、沖縄等では見られないようです。沖縄にはリュウキュウミスジチョウが生息)。
撮影当初はミスジチョウと思っていたが、特徴の白い紋を比較すると違いがわかってきた。仲間にはオオミスジ(大三條蝶)やフタスジチョウ、ホシミスジ、リュウキュウミスジがいる。オオミスジは古代に中国からウメなどの木について日本に移されたといわれている。
◆スジボソヤマキチョウ(條細山黄蝶/シロチョウ科キチョウ族)
シロチョウの仲間は白粉のように白いものが多いので粉蝶、白蝶ともいう。低地で初夏に羽化した成虫は、短期間活動して夏眠にはいり秋に再び現れる。本州や四国、九州の一部等の高原のような標高の高いところに生息する。大集団をつくることがある。撮影時もクジャクソウに8〜10匹が飛び回っていた。

色どり遊戯百景 - 色彩コラボ(色彩基礎知識)
色の簡単基礎知識-その1
◆ひとはなぜ色を感じるのだろうか?
色を感じるのは目と脳と視細胞で互いに連絡をとり、種々の情報を脳に送り色を識別する(波長を識別)仕組み。光の明暗を見分ける桿状態視細胞(色は見分けられない)と赤の波長や、緑の波長、青紫の波長を感じる錐上体視細胞(多少の明るさがないと働かない)によって色を感じることができる。視覚によって得る情報は全体の80% といわれ、人の目は順応性が高く、また騙されやすくもある。
夜、明かりを消したときはなにも見えないが、目が慣れるとみえてくることを暗順応といい、逆に昼間暗いところから明るいとこにでてくると、眩しくて何も見えないが時間が経つと見えてくる、これを明順応という。目が慣れることで、当初ほど色を感じなくなることを色順応といいます。
色どり遊戯-4 エンペラーグリーン〈Emperor Green〉
RGB表記:R38 G157 B102 / CMYK表記:C75 M0 Y73 K10
色彩イメージ

皇帝(ナポレオン)の緑という。ナポレオンの遺髪等調査した結果、遺髪から10 倍ものヒ素が検出されたという。原因は室内すべてをこのグリーンで統一していたそうだ。この緑色の成分が亜ヒ酸第二銅というヒ素を含む化合物だったという。
色どり遊戯-3 なすこん〈茄子紺〉
RGB表記:R51 G25 B54 / CMYK表記:C40 M73 Y0 K70
色彩イメージ

江戸時代に紺屋の商売が大繁盛して「紺屋のあさって」というように、当てにならない約束が例えとなった。しだいに紺色の分類も細かくなりいろんな名前ができた。本来紺色は濃い紫みの青のことをさすが、紫が強くなると紫紺という。さらに暗くなると茄子の実のような色になるので茄子紺といわれるようになる。
◆色光の3原色、絵の具や色材の3原色とは?
色を混ぜることでたくさんの色数を作り出すことができます。
・色光の3原色:
人間の目には、RGB 三つの色光が合わさると白に見えます。これを加法混色といい、色光を加えれば加えるほど明るくなります。赤(R)・緑(G)・青紫(B)の3原色、すべて合わせると白(W)になる。
・絵の具や色材の3原色:
絵の具や色材は混ぜれば混ぜるほど暗くなり、これを減法混食といい、物体の反射を通して人間の目に入ります。青(C)・紅(M)・黄(Y)がすべて合わさると黒(B)となる。ここで間違えてはいけないのが赤が色の原色の一つと思われがちですが、紅(マゼンタ)が正しいのです。紅と黄をあわせて赤ができます。
色どり遊戯-2 べにばな〈紅花〉
RGB表記:R196 G26 B65 / CMYK表記:C10 M100 Y53 K10
色彩イメージ

古代より紅花から抽出された紅色色素は、世界中で用いられた化粧料であった。小アジア、エジプト原産のキク科の二年草。日本には7世紀頃もたらされたようです。江戸時代から紅色といわれ、化粧料だけでなく染料、薬用、絵の具などにも使われてきた。
◆色はどうして見える?
日常みている色は照明光が物体に当たり、反射された光を感じることによるものだが、その正体は、、、。
光そのものには色はなく、目から脳に伝達されてはじめて色として知覚されます。目に見えるごく僅かな範囲の波長の電波を光とよんでいるが、その波長を区別する記号(しるし)= 目と脳によるしるしが色と呼ばれているものです。
例えば緑色の葉は赤の波長を吸収し、緑の波長を反射して緑にみえるということ、こうした色を表現色といいます。日常目にしている大抵の色が反射光による表現色です。それとは別に、光源から直接目に入る、テレビやライティングなどがあります。
色どり遊戯-1 コバルトブルー〈Cobalt Blue〉
RGB表記:R0 G102 B165 / CMYK表記:C100 M50 Y0 K0
色彩イメージ

この色は実験の副産物として発見されたようです。それまでの絵画では青色絵の具は貧困だったので多いに歓迎されたらしい。実際コバルトブルーが大いに利用されるようになったのは19 世紀の中頃からといわれています。
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